【Raspberry pi 3 model Bでk3sクラスターを作る】①Raspberry pi 3にCentos7をインストールする 

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仕事でk8s(実はOpenshift)を使っているんですが、まあ面白いんですよね。

家でもkubernetesを触りたいので、今回Raspberry pi 3 model Bを3台用意して、軽量版k8sのk3sクラスターを作りたいと思います。(master1台 worker2台構成)

ブログ記事については、OSインストール、k3sインストールなど、何回かに分けて書いていきたいと思います。

①Raspberry pi 3にCentos7をインストールする

k3sクラスターを構築する機材を用意する

Raspberry pi たち。後々かっこよくしたい。

全部amazonで購入しました。以下リスト。

3万円あれば余裕です。

Macbookとルータはもともと家にあるので、これらをつなげてごちゃごちゃやっていきます。

Raspberry pi 3にMicroSDカードを使用してCentos7をインストールする

MacbookとMicroSD、Raspberry pi を使って作業していきます。ちなみにCentosにした理由は、使い慣れてるから笑

あらかじめMicroSDはディスクーティリティを使ってFATで初期化します。

macbookのターミナルで作業していきます。

$ cd /tmp

RaspberryPI用のCentos7のリリースがあるので、そちらを今回利用します。

$ curl -O http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/linux/centos-altarch/7.7.1908/isos/armhfp/CentOS-Userland-7-armv7hl-RaspberryPI-Minimal-1908-sda.raw.xz

解凍します。

$ brew install xz

$ xz -d CentOS-Userland-7-armv7hl-RaspberryPI-Minimal-1908-sda.raw.xz

MicroSDを挿入し、下記コマンドでファイルシステム名を確認します。

$ df -h

/dev/disk4s1                                  30Gi  2.4Mi   30Gi     1%         0          0  100%   /Volumes/NO NAME

/dev/disk4s1 にCentosを書き込むため、一度アンマウントします。

$ diskutil umount /dev/disk4s1

ddコマンドで書き込みます。(of以降の記載の仕方に注意)

$ sudo dd if=CentOS-Userland-7-armv7hl-RaspberryPI-Minimal-1908-sda.raw of=/dev/rdisk4 bs=16m

ここで注意することが、of=/dev/disk4s1としないこと!こう書いてしまうと、インストールができないです。失敗します!

はい、これで起動ディスクが完成しました。このMicroSDをRaspberry pi に挿して、電源をつけると起動します✨

Raspberry pi のCentos7にMacのターミナルでsshする

家庭用ルータを利用している方がほどんどだと思うので、DHCPで動的にIPがRaspberry piに勝手に割り振られていると思います。ルータで割り振られたIPを確認した後、ターミナルでsshログインします。

$ ssh root@192.168.11.11

centos7のrootの初期パスワードは「centos」です。

ルート領域を拡張する

この状態のままだとルート領域がすぐに溢れてしまう状態なので、rootfs-expand コマンドで拡張します。

Raspberry pi側で下記コマンドを実行します。

# rootfs-expand

あとは少々おまじい作業

# vi /boot/cmdline.txt

下記の行を行末に記載し、rebootしてください。

cgroup_enable=cpuset cgroup_memory=1 cgroup_enable=memory

これをしないとk3sのインストールに失敗します!

これでk3sをインストールする準備が整いました。

次はk3sをインストールしていきます👍

続編はこちら↓

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